2012年4月9日月曜日

「放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見の募集(パブリックコメント)について」

みなさんへ

 今度は福島県の「警戒区域等」から出た廃棄物が広域処理される可能性があります。
4月3日に環境省が「放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見の募集(パブリックコメント)について」なるものを発表し、通常は30日の募集期間を僅か7日間(4月9日)で締め切るという異常事態です。

 これまでは宮城や岩手の震災瓦礫(災害廃棄物)の広域処理が問題にされていましたが、それどころか今回の改正案では、福島県の警戒区域内の避難指示の見直しをきっかけに、「事業活動に伴い生じた廃棄物については、対策地域内廃棄物から除外し、当該廃棄物を排出した事業者が、事業系一般廃棄物又は産業廃棄物として、自ら処理を行うこととする」としています。つまり、その廃棄物は通常の事業系一般廃棄物又は産業廃棄物扱いとなるため、福島県内のそれも原発20km圏内の廃棄物(除染土壌などについては詳細不明)がどこにでも持って行かれる可能性が出てきました。不当投棄されたりする可能性があります。
 これまで福島県内のがれきは県外に出さないとしてきたけれども、がれきは沿岸の一部ですが、内陸部の放射能に汚染された廃棄物が一般廃棄物として流通することになる可能性があります。

  とんでもない話です。パブコメを出してください。

アクセスはここ→ http://www.env.go.jp/press_r/15080.html
記載されているメールアドレスへ簡単な文でいいので送ってください。

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